準備¶
本章では、SMF SDK のインストールを開始するにあたり、必要な機材やソフトウェア、ネットワーク等について説明します。
動作環境¶
SMF SDK をインストールするためには、以下のハードウェアおよびソフトウェアが必要です。 なお、本文書では RS, ARMS-Proxy, Heartbeat サーバをすべて同一のホスト上で構築することを前提としています。
ソフトウェア |
OS |
CentOS 5 または RedHat Enterprise Linux 5(for x86) |
CentOS 6 または RedHat Enterprise Linux 6(for x86_64) |
||
RDBMS |
MySQL 5.0 以降 |
|
Java 実行環境 |
JRE 6以降/JDK 6以降のいずれか |
|
ハードウェア |
サーバ本体 |
RedHat Enterprise Linux が動作するマシン |
インストール手順の流れ¶
SMF SDK のインストールは、以下のような流れで行います。
機器の選定・OS のインストール¶
SMF SDK をインストールする対象となるハードウェアを選定し、RedHat Enterprise Linux をインストールします。
CentOS 5 または RedHat Enterprise Linux 5 インストールの際の注意点は以下の通りです。
- ディスクパーティション
SMF SDK では、実行ファイルやログファイルを /var/service/smf 以下にインストールします。このため、 /var パーティションには十分な領域を確保するようにしてください。
- インストールパッケージ
SMF SDK では以下のパッケージを利用しますので、インストール時に含めるようにしてください。
Heartbeat サーバが依存している RRDtool は RedHat Enterprise Linux 5 にパッケージが存在していないため外部パッケージとしてインストールします。
httpd (Apache)
OpenSSL
Python
pyOpenSSL
libevent
libart lgpl
vixie-cron
MySQL
CentOS 6 または RedHat Enterprise Linux 6 インストールの際の注意点は以下の通りです。
- ディスクパーティション
SMF SDK では、実行ファイルやログファイルを /var/service/smf 以下にインストールします。このため、 /var パーティションには十分な領域を確保するようにしてください。
- インストールパッケージ
SMF SDK では以下のパッケージを利用しますので、インストール時に含めるようにしてください。
Heartbeat サーバが依存している RRDtool は RedHat Enterprise Linux 6 にパッケージが存在するため libart_lgpl はインストールする必要はありません。
httpd (Apache)
OpenSSL
Python
pyOpenSSL
libevent
rrdtool
vixie-cron
MySQL
サーバ証明書の作成¶
システム開発ガイド を参考に、サーバ証明書を作成してください。これを ARMS-Proxy サーバの構築時に使用します。
ARMS-Proxy サーバの構築¶
ARMS-Proxy サーバの構築 を参考に、ARMS-Proxy サーバのインストールおよび設定を行います。
Heartbeat サーバの構築¶
Heartbeat サーバの構築 を参考に、Heartbeat サーバのインストールおよび設定を行います。
データベースの構築¶
データベーススキーマ定義ファイルを元に、データベースの構築を行います。詳細は「 システム開発ガイド 」をご覧ください。
RS アプリケーションの配置¶
作成した RS アプリケーションを配置します。詳細は「 システム開発ガイド 」をご覧ください。