はじめに

本書の内容

このセクションでは、SMF SDKに含まれるサンプルプログラムを用いてSMFv2システムのデモ環境を構築、 利用するための手順について解説します。 このデモ環境を用いることで、開発作業などを一切行うことなく、手軽にSMFv2の世界を体験することができます。

準備

本書に基づいてデモ環境を構築するにあたり、以下のものが必要となります。

ハードウェア

Linuxが動作するPCが1台必要です。スペックについては運用規模に依存しますが、 最低限の動作を確認するだけであればVMware等の仮想環境でも構いません。

ソフトウェア

OSはRedHat Enterprise Linux相当が必要です。本書では、CentOS 6.4を用います。 また、CentOS標準パッケージに含まれず、別途入手する必要があるソフトウェアとして

  • Oracle JDK 7.0
  • Apache Tomcat 7

が必要です。なお、ダウンロードおよび設定手順については後述します。

設置環境

デモ環境を構築するマシンは、以下のような環境に設置する必要があります。

グローバルアドレスを付与可能
この環境では、SA自身にグローバルアドレスが付与される環境でないと、サーバからのPush操作が行えません。 SAがプライベートアドレスで運用されている環境の場合、コンフィグ取得(Pull)の実行のみが可能です。
プライベートアドレスが付与され、SAと同一のネットワーク
この環境では、SA自身とサーバがNATやProxyを介さず、直接通信可能な環境にあることを想定しています。 この場合はPull/Push両方問題なく実行可能です。 ただし、SAの起動時にはIIJの運用するLSへのアクセスが必須となります。 NAT経由でも問題ありませんが、インターネットへの接続環境は別途確保されている必要があります。