arms_load_config()

関数

int arms_load_config(arms_context_t *ctx, const char *encrypted_config, size_t len)

呼び出し方向

アプリケーション->libarms

目的

特定ベンダ向け初期コンフィグの投入。

説明

LS のアドレス情報や、LS へ到達するための匿名PPPoE アカウント情報などを アップデートする際に利用する。各種情報は暗号化ファイルの形式で提供され、 その内容をバッファへとりこんで本API へ渡す。

通常は、LSに接続するための情報はlibarms内に埋め込まれているため、本APIを呼び出す必要は無い。匿名PPPoEアカウントを利用する必要がある場合、IIJより提供される暗号化ファイルの内容を本APIを用いて登録することで利用可能となる。

なお、その際は専用の復号鍵を埋め込んでコンパイルされた専用のlibarmsが必要となるため、オープンソース版のlibarmsでは実質的に利用できない。

引数

arms_context_t *ctx
内部ステートを保持するコンテキスト構造体ポインタ。 arms_init() により取得したポインタをそのまま指定する。
const char *encrypted_config
暗号化されたコンフィグ情報の格納されたバッファ
size_t len
バッファ長

返り値

0
正常終了
非0
異常終了( エラーコード体系 参照)
ARMS_EFATAL
ライブラリ内で致命的エラーを検出
ARMS_ESYSTEM
システムエラーを検出(メモリ不足など)
ARMS_EINVAL
引数の異常

コールバック関数からの呼び出し

可能

ヒストリ

このAPIはVer1.00で追加された。

目次

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リンク